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A Guide To Pickles ピクルスの手引き
ピクルスやチャツネの甘酸っぱさが大好きなあなたへ、ここではそれぞれの違いを紹介します。
ピクルスの類は比較的安く、簡単に作れます。ピクルス作りではペクチンや酸性度を気にする必要はありません。味、香り、パンチが大切です。ピクルスやチャツネは時間をかけて熟成するので、作ってからものによって最大10ヵ月は開封せずに置いておくと良いでしょう。
しばしば同じカテゴリにまとめられるピクルスやチャツネ、レリッシュには、実はそれぞれ大きな違いがあります。
酢漬けピクルス
保存期間:2年
ピクルス作りはイギリスで昔から行われている伝統的な野菜の保存方法です。酢漬けには生野菜をまるごと使います。主な材料はお酢と塩で、そこに砂糖やはちみつ、スパイスやハーブを加えて味付けします。
甘酢漬けピクルス
保存期間:2年
甘酢漬けは軽く火を通した野菜と甘酢を使って作ります。野菜は大きめのザク切りにされることが多いです。味付けのためによく使われる調味料には、ショウガ、オールスパイスやクローブがあります。コーンフラワーを加えることで甘酢にとろみをつければ、ピクルスの定番「ピカリリ」に。
チャツネ
保存期間:2年
もともと19世紀にインド植民地より伝授されたチャツネは、野菜とフルーツを長い間煮詰めて作る甘くスパイシーで刺激的な保存食品です。材料の野菜やフルーツは細かく刻み、出来上がったものはスプーンですくって使います。
レリッシュ
保存期間:1年(開封後は冷蔵保存)
レリッシュを作るには、野菜やフルーツをサイコロ状に切り、さっと火を通します。辛味、甘味、酸味を同時に味わえます。レリッシュはピクルスやチャツネのように漬け込む時間はいりません。また、開封後は冷蔵保存が必要です。